どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
伝統屋 暁は3月14日で、創業6年目に入りました!
日頃、ご贔屓にしていただき本当にありがとうございます。
まずは代表よりご挨拶があります!
2025年3月14日。
伝統屋 暁は5周年を迎えました。
この5年間、職人の皆様、お客様、支援してくださったすべての方々のおかげで、ここまで歩んでくることができました。
本当にありがとうございます。
5年前、僕は「伝統文化を未来へつなげる」ことを使命に掲げ、何もないところからこの事業を立ち上げました。
試行錯誤の連続でしたが、多くの出会いと挑戦を経て、今の伝統屋 暁があります。
今日は、5年間の歩みを振り返り、これからの未来についてお話ししたいと思います。
<事業を始めたきっかけ>
「伝統は守るだけでなく、進化させなければ続かない」
そう強く感じたのが、この事業を始める原点でした。
火縄銃との出会いが僕の人生を大きく変え、日本の伝統文化への興味を深めました。
しかし、伝統技術を持つ職人たちの現状を知るにつれ、「このままでは文化が途絶えてしまう」という危機感を持ちました。
だからこそ、「職人と共に、伝統を新しい形で発信し、未来へつなげる仕組みを作りたい」と思い、伝統屋 暁を立ち上げたのです。
<5年間の歩み:試行錯誤と成長の軌跡>
創業当初は、販売する商品もなく、どうビジネスにしていくかも手探りの状態でした。
最初に手掛けたのは、伝統技術を活かしたアクセサリーやジュエリーの企画・販売。
そして、職人とのコラボレーションを進めながら、伝統文化を現代のライフスタイルに合わせて取り入れることを考えました。
大きな転機となったのは、全国の美術館や博物館で委託販売をさせていただけるようになったことです。
これにより、伝統屋 暁の商品がより多くの人々の目に触れるようになりました。
美術館や博物館という場を通じて、本物の技術が身近に感じられる機会が増えたことが大きな要因です。
本物の技術を取り入れていながらも手に取りやすい価格帯であることが評価され、デザインの良さについても多くのご感想をいただきました。
その後の大きな挑戦として、Japan Expo Parisへの招待出展やニューヨークでの販路開拓があります。
これらの海外展開の取り組みを通じて、日本の伝統技術が世界でどのように受け入れられるのかを直接確認する機会を得ました。
また、小学生くらいのお子さんを対象にしたダンボール甲冑教室も開催してきました。
遊びながら歴史に触れる機会を作ることを目的とし、子どもたちが自らの手で甲冑を組み立てることで、日本の歴史や文化への興味を深めてもらえるよう工夫しています。
これは今後も継続していく予定です。
さらに、直近の大きな挑戦として、ミラノコレクションへの出展を果たしました。
ミラノコレクションでは、日本の伝統技術を世界に発信する機会を得ることができました。
海外のバイヤーやメディアからも関心を集め、「伝統と革新の融合」というコンセプトが確実に響いていることを実感しました。
現在、新たな挑戦として「伝統万博」の企画・準備を進めています。
伝統万博では、全国の職人が集まり、彼らの技を直接体験できる場を提供することを目指しています。
これは、伝統を守るだけでなく、実際に「体験し、広める」という新たな可能性を生み出すことを目的としています。
もちろん、ここに至るまでには多くの困難がありました。
資金の問題、職人との調整、販路の開拓……それでも、多くの仲間や支援者の皆さんのおかげで、ここまで歩んでくることができました。
これまでの実績と成果
この5年間で、多くのプロジェクトを実現してきました。
・全国の美術館・博物館での委託販売開始(本物の技術をより身近に)
・Japan Expo Paris 招待出展(海外での伝統文化発信)
・ニューヨークでの販路開拓(海外市場への挑戦)
・ダンボール甲冑教室の開催(子どもたちが遊びながら歴史に触れる機会を創出)
・伝統万博の企画・準備(職人たちと直接つながる場の提供を目指す)
・ミラノコレクション出展(伝統技術を世界へ発信)
・クラウドファンディング成功(新たなプロジェクト資金を確保)
・伝統工芸を活かした商品開発(アクセサリー・ジュエリー・雑貨)
これらはすべて、「伝統を未来へつなぐ」という想いから生まれた成果です。
これからの5年、目指す未来
5年という節目を迎えた今、これからの挑戦を考えています。
・「城下町構想」の実現
伝統工芸を体験し、職人の技を間近で見られる場所を作る。
リアルな場での体験を通じ、文化の価値をより深く伝える。
・海外展開の強化
これまでの海外出展の経験を活かし、日本の職人技術をより広く世界へ発信。
さらなる国際市場へ。
・伝統文化の持続可能な仕組み作り
職人が安定して技を継承できる環境を整えるため、新しいビジネスモデルを構築。
「伝統を守る」ではなく、「伝統を創る」。
この言葉を胸に、次の5年を歩んでいきます。
最後に、ここまで読んでくださった皆さんへ。
5年間、本当にありがとうございました。
この事業を続けられたのは、応援してくれる皆さん、職人の方々、そして「伝統を未来へつなげる」という想いを共有できる仲間がいたからこそです。
これからも、日本の伝統を進化させながら、未来に残していくための挑戦を続けていきます。
「伝統は、みんなで創るもの。」
これからも、一緒に新しい伝統を生み出していきましょう。
伝統屋 暁
代表 佐野翔平
では、ここから5年間をざっと振り返ってみます。
2020年は始まりの年!
招福展やダンボール甲冑教室がスタートし、委託販売も始めました。
最初は「佐野美術館」様。
以降、毎年取引をさせていただいています。
すべて今も続いていますね!
2021年はメディア出演の年!
代表がテレビ番組「HISTORY」に出演しました。
また、5/15放送の「日立 世界・ふしぎ発見!」では、視聴者プレゼントに伝統屋 暁の玉鋼ネックレスとピアスが選ばれるという出来事もありました!!
伝統屋 暁の名前は表記されなかったのですが、
小さな画像から皆様探していただいたようで、
その直後注文が殺到!
テレビの影響力はさすがでした。
プレゼントに採用されたのはこちら▼
2022年はついに海外進出!
パリで開催されたジャパンエキスポに出展
この日のために髪を伸ばしていた代表。
ここでたくさんの方と出会ったり、事前に調べていた日本のものを取り扱っているお店にうかがって提携し、パリで3ヶ所のセレクトショップと取引を開始することになりました。
委託販売も好調で、東京六本木ヒルズ「森美術館」様で開催された特別展では、玉鋼アクセサリーが納品するとすぐに売り切れてしまうほどの人気となり、製造が追いつかなくなる事態となりました。
この時の展示は「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵―武者たちの物語 」。
その後全国4箇所(東京・新潟・静岡・兵庫)すべての展示会で玉鋼アクセサリーを置いていただきました。
また、ロシアとウクライナの戦争が始まったとき、麦わら細工職人の想いを受け、ウクライナ支援として麦わら細工を販売した際には、奇跡のような出来事が起きました!
このチャリティー企画のことを静岡新聞に取り上げていただいたのですが、それをネッツトヨタ静岡株式会社の社長が目にして下さり、我々の想いに賛同してくださり、大量受注の運びとなりました。
その後、ウクライナ大使館へ利益1,382,400円を全額寄附しました。

「60年プロジェクトの干支の縁起物」の企画がスタートしたのも2022年です。
商品としては2023年の干支 うさぎ 癸卯(みずのと・う) からのスタートとなりました。

2023年は新たなチャレンジの年
伝統屋 暁にとって、初めての単独主催イベントとなる火縄銃の展示会を開催しました。
実際に触れることができたり、写真を撮れたり、また火縄銃の講義も好評でした。


そしてこの年ニューヨークへ市場調査へ行きました。
最初の海外のパリ以来、毎年海外へ行っていますね。
また、初年度から運営しているダンボール甲冑教室を「無料開催」し、多くの子どもたちに届けたい!と試行錯誤してみたりと、新しいことにチャレンジする年でした。
振り返れば、毎年なにか新しいことにチャレンジしていますね!
2024年は飛躍の年!
今までやってきたことが更に色々な方向へ拡大しました。
例えばダンボール甲胄教室はファイナンシャルプランナーのセミナーと提携したり、ミラノコレクションへの出展が決まり、ミラノコレクション限定デザインのジュエリーの制作を始めました。
そして2025年3月ミラノコレクションは好評にて終了しました。
「ミラノコレクション」シリーズは、本物の宝石、玉鋼、日本の伝統技術が融合した素晴らしい作品です。
ぜひご覧ください。
ミラノコレクションシリーズはこちら▼
ブログ「ミラノコレクションを終えて」 https://www.dentoyaakatsuki.com/post/250308
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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。
和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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