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執筆者の写真伝統屋 暁

日本の夏の風物詩「浴衣」

更新日:7月14日

どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!



いよいよ夏本番という感じになってきましたね〜。

夏バテ、熱中症にはお気をつけくださいね。


さて、今回は日本の夏の風物詩の一つ「浴衣」について書いてみました。




<浴衣の歴史>

浴衣の起源は平安時代の「湯帷子(ゆかたびら)」。

貴族がお風呂に入る時に着る着衣として作られたものだそうです。


お風呂に入る時??と私も思ったのですが、平安時代は蒸し風呂の文化だったそうです。


蒸気で体を温める入浴法を好んでおり、やけどや熱さから肌を守るために湯帷子を着用したり、湯上りに汗を吸い取るために着用する役割もあったそうです。


その後、安土桃山時代になると寝る時や湯上がりに着るものになり、江戸時代になると外出着へと変化していきました。


木綿素材の湯帷子が普及し、夏の着物としての地位を確立したのも、浴衣と呼ばれるようになったのもこの頃で、江戸後期に風呂屋さんが普及したことがきっかけなようです。


また、天保の改革により身分の上下を問わず華美な服装や贅沢な食事を禁止されたため、絹織物などの和服よりも安価な木綿製の浴衣がより広まったといわれています。



<浴衣の特徴>

浴衣には、暑い日本の夏を快適に過ごす工夫が凝らされています。


素材にも色々あって綿は汗をよく吸う素材ですし、麻は少しゴワゴワしていますが通気性に優れています!

柄が一番気になるところですが、ぜひ素材にも注目してみてください!


また、藍で染められた浴衣は『藍』の香りを虫が嫌うことから、虫の多く出る夕方から夜にかけて着用するのが良いそうです!

虫除けにもなるなんて考えられてますね!



ところでみなさん、浴衣を着るとき、左右、どちらが前になるかご存知でしょうか?

これ、意外と忘れてしまうのではないでしょうか?

正解は「右前」です。


右側の布が手前にくるのが正解です。


男女の区別なく、どちらも同じです。

女性はシャツのボタンと逆になるので、ちょっと混乱してしまいますね。


自分から見てではなく、相手から見て右側が前です。男女の区別なく、どちらも同じです。女性はシャツのボタンと逆になるので、ちょっと混乱してしまいますね。

「右前」が正装となったのは、中国の唐の影響を受けて、「右前」を正装とすると定められたといわれています。


覚え方は色々ありますが相手から襟元が「y」に見えるようになることや、

右手で懐に手が入る形状になっている、などが覚えやすいのではないでしょうか?

浴衣を素敵に着こなして、夏にお出かけしてみたいものですね!



(他人から見て右が前、自分から見て左が前です)


2024年のトレンドはくすみカラーや和モダンという記事を見かけました。

ちょっとレトロな柄も良さそうですね!



さて、浴衣といえば「かんざし」がおすすめです!


伝統屋の玉鋼のかんざしは、くすみカラーのコーディネートにもピッタリ!


浴衣を引き立てる和のアクセサリーをぜひどうぞ!



玉鋼のかんざしはこちらから https://www.dentoyaakatsuki.com/product-page/toyotama



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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。

和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。


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