どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
今回は越前和紙について触れてみたいと思います。
越前和紙は、岐阜県の「美濃和紙」、高知県の「土佐和紙」とならび、「日本三大和紙」に数えられる福井県越前市でつくられてきた和紙です。
(こちらは福井県勝山市にある和紙恐竜初代。
「越前和紙」の原料である楮(こうぞ)を使って作られたそうです。)
越前和紙の始まりは、約1500年前、岡太川の上流に現れた女神が、「この村里は田や畑が足りなくてさぞや生活に困るでしょうが、この村は清らかな水に恵まれている。これからはこの水で紙を漉いて(すいて)生活するといいでしょう」と語って紙の漉き方を授けたそうです。
実は越前和紙の始まりに関する伝説は、以下の2つが残っているそうです。
1つは、川上御前が村人に紙漉きの技術を教えたという伝説。
もう1つは、村人が川上御前が漉いた紙を見て、紙漉きの技術を覚えたという伝説です。
どちらの伝説が正しいかは定かではありませんが、いずれにしても、越前和紙は、川上御前によって始まったということのようです。
日本でたったひとつの「紙の神様」ですね。
この女神は、川上御前(かわかみごぜん)と呼ばれ、越前和紙の守り神として今も信仰されています。
越前和紙は、その優れた品質と耐久性から、すぐに全国に広まり、高級紙として重宝されました。
また、越前和紙は、浮世絵や書画などの芸術作品にも使用され、日本の伝統文化を支えてきました。
現在、越前和紙は、福井県越前市を中心に、伝統的な製法で生産されており、日本の伝統工芸品として、世界中から高い評価を受けています。
<越前和紙の魅力>
1 優れた品質
越前和紙は、丈夫で耐久性に優れています。また、吸湿性・放湿性に優れており、湿度調節にも効果的です。
2 多様な用途
越前和紙は、書画紙、奉書紙、襖紙、壁紙、包装紙、化粧品用紙など、さまざまな用途に使用されています。
ピカソも越前和紙を使っていたと言われていますし、今では照明器具などのインテリアにも使われているんです。
こんな記事もありました。
「フランス・リヨン市庁舎、東京2020オリンピック競技場の壁や柱に使われたのをはじめ、新千歳空港のラウンジ、東京・三田病院のエントランス、そして福井を代表する酒蔵・黒龍酒蔵の新施設『ESHIKOTO(えしこと)』にも、杉原商店が扱う越前和紙が、レストランの壁紙として採用された。」
和紙の可能性を感じますね!
3 美しいデザイン
越前和紙は、その美しいデザインも魅力です。伝統的な模様や現代的なデザインなど、さまざまなデザインの越前和紙が存在します。
実際インテリアで使われるものはレースのようになっていたりもします。
出典:pinterest
伝統屋 暁で現在お取り扱いしているメガネケース、札入れ、名刺入れ、耳飾り、がま口は紙肌がごつごつとした厚手の和紙です。
独特の皺(しぼ)というしわが特有の味わいで、柔らかく革のような手触りです。
使うほどに味わいが増していきますよ!
ぜひどうぞ。
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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。
和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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