日本の文化と職人技術は、世界中で高く評価されています。
なかでも日本刀は特に評価されています。
そんな日本刀の刀身に使われる材料は、美しさと耐久性を兼ね備えた玉鋼(たまはがね)と呼ばれる特別な鋼です。
日本刀以外にも運慶の作とされる東大寺南大門の金剛力士像の修理にも玉鋼が使われていたりと、日本の文化を支える重要な存在です。
伝統屋 暁ではその玉鋼をいつも身につけていただけるよう美しいアクセサリーにしています。
玉鋼は素材でありながらもそのままで美しく、見る角度によっても色が変わり、輝きを放ちます。
<玉鋼の製造工程>
玉鋼の製造は、1400年の歴史をもつ、日本独特の古い製鉄方法「たたら製鉄」によって作られます。
この過酷とも言える工程と職人の技を通じて、玉鋼の美しさと耐久性が生まれます。
たたら製鉄は、伝統的な方法で、そのためだけに作った粘土製の炉に砂鉄と木炭を交互にくべ、送風して 高温で純度の高い鉄を抽出します。
このプロセスは非常に過酷で時間を要し、職人たちにとっては三日三晩、不眠不休で苦労の連続です。
しかしその結果、高品質で美しい玉鋼が誕生します。
玉鋼が非常に貴重である理由の一つでもあります。
木炭約12トン、原料の砂鉄約10トンからできる鉄の塊は約2.5トン。
さらにそこから取れる良質な玉鋼はわずかです。
どれだけ貴重なものかお分かりいただけるかと思います。
実は「たたら製鉄」大正の頃に一度は途絶え、その後「日本美術刀剣保存協会」が再スタートさせました。
しかしそのためには「たたら製鉄」の秘伝を知る技術者が必要となります。
その頃にまだご健在だったのでようやく復活に至り、現在では唯一島根の奥出雲町で毎年1月下旬から2月上旬にかけて年に一度の操業が3回行われています。
以前NHKにて特集がありました。ショートバージョンをこちらよりご覧いただけます。 https://www.youtube.com/watch?v=rDEhZzxq0Ms
<玉鋼アクセサリーの文化的価値>
最後に、玉鋼アクセサリーは、日本の伝統文化の一部としても楽しむことができます。
日本刀は、日本の伝統文化の中で非常に重要な役割を果たしており、その材料である玉鋼はその一部を象徴しています。
刀剣がお好きな方からは「日本刀を持ち歩くことはできないが玉鋼アクセサリーなら身に着けられる」と喜んでいただいております。
また日本の歴史と文化に触れる機会を得ることができます。
これは単なるアクセサリーを超えて、特別な意味を持つものとして玉鋼アクセサリーを愛する理由の一つです。
アクセサリーとして楽しんでいただけることはもちろんですが、玉鋼を身に着けることで、日本の伝統的な技術と文化的な背景を感じていただけると嬉しいです。
玉鋼シリーズは伝統屋 暁でも大変人気の商品です!
どうぞこちらからご覧ください。
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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。
和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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