どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
最近の福岡市博物館の委託販売で圧倒的な人気を保っている商品があります!!
その人気商品がこちら。
玉鋼のヘアゴム。特に紫紺色です。
もう2回も売り切れ状態になりました。
紫は伝統屋 暁の今年の注目色でもありまして、生産が追いつかないというなんとも嬉しい悲鳴です。
紫紺は高貴で神秘的なイメージがあり深みのある色合いから、落ち着きや厳かさを感じさせますよね。
紫紺に組み合わせているのは「紗綾形(さやがた)」
別名は「卍繋ぎ(まんじつなぎ)」と言います。
卍を菱(ひし)状にゆがめて繋げた形です。
卍は仏教やヒンドゥー教において幸運や吉兆を象徴する意味があります。
そして「繋ぎ」の文様が途絶えることがないことから「不断長久(ふだんちょうきゅう)」の意味が込められています。
ヘアゴムに関しては色によって決まった和柄が入っています。
「天色(あまいろ)」には「青海波(せいがいは)」
「青海波(せいがいは)」は日本以外でも見られる扇状の形の波を鱗のように並べた幾何学模様で、シルクロードを経て日本に伝わったとされています。
大海原で、波打っては消え又波打つという絶えずある穏やかな波のように、「穏やかな暮らしがいつまでも続くように」との願いが込められています。
波のイメージから青系の天色と合わせました。
「薄桜(うすざくら)」と「大和柿(やまとがき)」には「麻の葉」
麻の葉をモチーフとして正六角形と結びつけた幾何学模様です。
麻は生命力が強く、手を掛けなくてもまっすぐに大きく育つことから、成長の祈りをこめて赤ちゃんや子どもの着物に多用されました。
また麻は繊維がとても丈夫で注連縄などの神具にも使われ、穢れを祓うものとして神聖視されているもので魔除けの意味があります。
「象牙色(ぞうげいろ)」には「矢絣(やがすり)」
破魔矢と同じ邪気を払うという意味があり縁起物や神事に使う神具としても使われてきました。
「的を射る」矢は的に命中することで成功や幸運をもたらすものとしても信じられており、運を手に入れ、成功を目指す願いが込められいます。
射た矢は戻ってこないことから、嫁入りの際に矢羽根柄の着物を持たせると「出戻らない」と縁起がいいともされたようです。
「金糸雀色(かなりあいろ)」には「鱗紋(うろこもん)」
地と文様の三角形が交互になった幾何学連続模様で、魚や蛇のうろこに見立てて鱗文といわれるようになりました。
これは近世に入り「鱗文(りんもん)」と呼ばれ、厄よけの文様として使われるようになりました。
家紋にも使われており、鱗の紋として代表的な「三つ鱗」は鎌倉幕府の執権家である北条家の家紋として有名です。
「柚葉色(ゆずはいろ」「青竹色(あおたけいろ)」には市松(いちまつ)」
色違いの正方形を交互に並べた柄です。
市松模様は正方形の繰り返しであるため、永遠に続く発展拡大、繁栄を意味する柄と言われています。
江戸中期の歌舞伎俳優の佐野川市松がこの文様の袴を愛用したことから「市松」の名がつきました。
ルイ・ヴィトン定番人気柄もこの市松模様からヒントを得たと言われています。
プレゼントにされる場合は、これらの意味を一言添えることでさらに喜んでいただけそうですね!
オンラインでのご注文はこちらから https://www.dentoyaakatsuki.com/product-page/haganegomu
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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。
和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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