どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
今年もあっという間に10月後半となりました。
年末といえば、伝統屋 暁では昨年からスタートしている【60年プロジェクト】があります。
それは「麦わら細工の干支の置き物」
日本には十二支という風習があるのは、皆様もよくご存知かと思います。
昔から暦や方角などを表すのに使われてきました。
子(ねずみ)、丑(うし)、寅(とら)、卯(うさぎ)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(いのしし)。
それとは別に十干(じっかん)というものがあり、古代中国に生まれた時間と空間をあらわすのに使用したものです。
やがて「木火土金水」の五行説と結びつき、5つを更に「兄(え)・弟(と)」に分けたものと対応させるようになりました。
木(甲乙)・火(丙丁)・土(戊己)・金(庚辛)・水(壬癸)のように二つずつ五行に配当され、日本では、甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)と呼ばれます。
この2つを組み合わせかたが変わることによってその年の干支が決定。
例えば来年ですと「甲辰(きのえ・たつ)」になります。
十干十二支を「六十干支(ろくじっかんし)」と呼んだりもします。
10と12の組み合わせで60年で一周する感じです。
還暦はこれに由来するもので干支が60年で1周して元に戻るから「還暦」なのです。
つまり、60年プロジェクトもこれにちなんで生まれました。
毎年十干十二支の【麦わら細工の縁起物】を作ります。
60年経ってやっと全部の種類が完成するわけです!!
「世界で唯一の技術を持つ麦わら細工職人」の辻さんにお願いして、そんな長年のプロジェクトは昨年2023年にスタートしました。
【麦の花言葉】
麦の花の花言葉は「富」「裕福」「希望」「繁栄」。
とても縁起がいい花言葉は、ムギが豊作や富の象徴として用いられているからだそうです。
またギリシャ神話では、豊穣神セレスの持ち物として収穫の象徴とされています。
そんな素敵な花言葉があることと、大森細工は動物をモチーフにした玩具が作られていたことから、縁起物として販売することとなりました。
2024年「甲辰(きのえ・たつ)」とはどのような年なのでしょうか??
十二支の中で唯一、空想上の動物が当てられているのが「辰」。
龍の形の雲を見かけたらそれは龍神様からのメッセージなんて言われていたりします。
龍雲を見た人は、人生を後押しされているとか。
龍は神の使いであり、世を統べる権力の象徴だとされているんですね。
そのため「昇り龍」などに描かれるように、勢いよく活気あふれる年になるといわれています。
また「甲(きのえ)」は、十干(じっかん)の一番最初の文字で、物事や生命の「はじまり」を象徴します。
「甲辰(きのえ・たつ)」はこれからの成功・成長が芽吹き、力溢れる年になるといわれています。
来年の置物はこちら
飾るも良し、遊ぶも良しです。
【たつの置物】
◆「動」(目あり)
〈見えるものだけに振り回されるず、 心のあり方をととのえることを思い出して。〉
◆「静寂」(目なし)
〈目を開けしっかりと今この瞬間を見て 大胆かつ丁寧に生きることを思い出して。〉
・今年も和数字にてシリアルナンバーが入ります。
〈 サイズ 〉
・本体 高さ 約6cm × 幅 約12 cm (ヒゲ含め )
・台座 長さ 約10 cm× 幅 約 7cm × 厚み 約1 cm
ケース
外寸 高さ14 cm × 間口 15.5cm × 奥行10.5 cm
内寸 高さ10.5 cm × 間口 12.5cm × 奥行7.5 cm
ガラスケースはオプション選んでいただけます。
11月4日より伝統屋 暁のホームページにて予約を開始します。
麦わら細工職人の辻さんは、麦の栽培から、染色、加工、すべてを一貫して行っています。
非常に手間暇かけて制作しているので大量生産ができません。
生産体制を整えていく(職人を教育していく)ことも今後の課題でもあります。
今回の「干支の置き物」も限定20体なので、お早めのご注文をおすすめします。
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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。
和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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