どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
さて、今回は現在製作中の新商品のご紹介です。
以前「チャリティー企画」で、ブローチなどを制作していただいた「世界で唯一の技術を持つ麦わら細工職人」の辻さんにお願いして【麦わら細工の縁起物】を作っています。
ちなみに世界で唯一の技術というのは、麦わら細工の編み技法のひとつ「大森細工」です。
この貴重な技術を最大限に活かした素敵な商品になる予定です。
来年の干支のうさぎをモチーフにした「麦わら細工の干支の置物」です。
【世界で唯一の技術 大森細工ってどんな技術?】
日本には、わら細工の伝統があり、麦わらの特徴に着目した珍しい細工物が江戸時代の中頃から江戸近郊の大森で作られ、東海道を行き交う旅人たちに江戸土産として売られていたものです。
平らに開いて艶やかなテープ状になったものを使う「張り細工」と、麦わらを管のまま編んだ「編み細工」があります。
装飾品であったり、動物などのカタチをした玩具が作られました。
【麦わら細工】と聞くと麦わら帽子のようにナチュラルな色を想像されるかもしれませんが、色とりどりに染められた麦わらを細工して作るので、とても色鮮やかなものもあります。
特に張り加工は艷やかな輝きがあり、とても繊細な作品があったようです。
写真:Pinterestより
半世紀以上前に途絶えてしまったようで、復活させる取り組みがされてきたんですね。
もう途絶えないように受け継いでいきたいものです。
民藝麦わらの店 晨~あした~さんのホームページで詳しく見ていただけます。
【麦の花言葉】
麦の花の花言葉は「富」「裕福」「希望」「繁栄」。
とても縁起がいい花言葉は、秋になると収穫されるムギが豊作や富の象徴として用いられているからだそうです。
またギリシャ神話では、豊穣神セレスの持ち物として収穫の象徴とされています。
そんな素敵な花言葉があることと、大森細工は動物をモチーフにした玩具が作られていたことから、今回「うさぎの干支の置物」を縁起物として販売することとなりました。
飾るも良し、遊ぶも良しです。
【うさぎの置物】
横 約3cm
奥行 (胴体とシッポ) 約5cm
高さ 約6cm
【台座】
横 約10cm
奥行 約7cm
高さ 約1.7cm
ガラスケースはオプション選んでいただけます。
11月1日より伝統屋 暁のホームページにて予約を開始します。
麦わら細工職人の辻さんは、麦の栽培から、染色、加工、すべてを一貫して行っています。
非常に手間暇かけて制作しているので大量生産ができません。
生産体制を整えていく(職人を教育していく)ことも今後の課題でもあります。
現状では今回の「干支の置物」は限定20個とさせていただきます。
2023年バージョンの干支うさぎが手に入るチャンスは僅かなので、お早めのご注文をおすすめします。
さて、伝統屋 暁では22日までホームページでの利益を全額「静岡災害への支援」にさせていただいております。
10月22日までとなっております。どうぞよろしくお願いします。
詳しくはこちらをご覧ください。
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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。
和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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